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奥祖谷・名頃に100体のかかし 心温まる名所に

リアルでユーモラス

徳島県西部、四国山地の奥深い山間に位置する奥祖谷地域の最深部、平家一族が架設したとされる奥祖谷二重かずら橋に近い名頃地区は、別名「かかしの里」。そこかしこに愛嬌のある手づくりかかしを目にする。

名頃地区は、標高800メートルに立地する山里。村で人形づくりが得意な女性が、鳥よけのためのかかしを置いたのが始まり。ユーモラスな姿が評判になり、徐々にその数を増やしていったのだという。

いまや100体にもなる。畑仕事に精を出すかかしや縁側に腰をかけてひと休みするかかしなど村民の生活を表現。実際の人間と見間違えるほどリアルなのだが、どこかユーモラス。そんなかかしを見て回ったり、記念撮影する観光客の姿も少なくない。かかしと集落が醸し出す素朴な雰囲気は、訪れた甲斐があったと心を温めてくれるはずだ。

かかし

ユーモラスなかかしがそこかしこに

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