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日本のマチュピチュ―祖谷・落合集落 古民家ステイ実施

暮らすように過ごす休日

祖谷の中でもさらに奥地の落合集落。急峻な斜面にへばりつくように民家と段々畑が連なるさまは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され「日本のマチュピチュ」とも称される独特な景観だ。その集落にある民家に泊まり、ゆったりと過ごす「古民家ステイ」が今注目を集めている。

古民家ステイは、日本文化の研究者で京都などでも町家の再生に取り組んでいるアレックス・カーさんがプロデュースした。落合集落では現在、萱葺きの民家を改装した3軒が営業している。いずれも古民家の躯体はそのままに、水洗トイレ、インターネット接続など内装設備を現代風にして快適性を高めている。

3軒のうち「浮生」は、集落の最高所に位置。囲炉裏のあるリビングからは四国山地の絶景が広がる。1棟貸しで定員は5人まで。料金は2人1棟利用、食事なしで1人1万円から。

浮生

集落の最高所にある「浮生」

「晴耕」と「雨読」は隣接しており、両棟合わせて10人まで収容できる。将来的には集落内に8棟の古民家ステイが整備される予定だ。

地元食材を使ったケータリングサービスなど、食事対応も可能。

晴耕雨読

「晴耕」と「雨読」の2棟

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