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阿波の狸伝説を訪ねてまわる 10月にオリエンテーリング

11月2-4日は「阿波の狸まつり」

徳島県には古くからタヌキにまつわる民話が多く伝わり、まちなかにタヌキの祠が祀られて大切にされてきた。その伝説の祠を訪ねてまわる「祠めぐりオリエンテーリング」が10月の毎週日曜日に開かれている。残りは1週。急いで参加しよう。

徳島市観光課と四国放送が企画したもので、11月2―4日に徳島市の藍場浜公園で開かれるふるさとカーニバル「阿波の狸まつり」に先駆けて展開。昭和初期に映画化された伝説「阿波の狸合戦」は大ヒットし、縁起物としても徳島に根付いたタヌキ文化に奥深く触れてもらう。

目的の祠は徳島市と小松島市、鳴門市の53の祠。徳島市5コース、小松島市と鳴門市が1コースずつ、計7コースが設定されており、チェックポイントに設置されたスタンプを集めてまわる。スタンプを集めると「阿波の狸まつり」で行われる抽選会で景品が当たる。すべての祠にはいわれを書いた掲示板が立っており、阿波のタヌキ伝説の世界観にじっくり触れられる。

ガイドブック

オリエンテーリングのガイドブック

また、タヌキの祠には昔からご利益があるとされ、オリエンテーリングではご利益別にコースも設定。徳島駅を起点に「恋愛成就・縁結び」「商売繁盛・仕事成功」「美容・健康・無病息災」「学業成就・合格祈願」「家内安全・諸願成就」の5コースがあり、願いを込めながらまわるのも楽しいだろう。

それぞれの祠は昔ながらの素朴なものから、タヌキの置物が飾られたものまで個性豊か。大半が「大明神」の名を持ち、いかに大切にされてきたかがわかる。地域で伝承に思いを馳せながら、心ばかりのご利益を求めて歩きたい。

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