ワイン・乳製品・Ｂ級グルメ―グルメリゾート・蒜山高原へ

12/06/14

話題の食を求め賑わい　周辺には森林セラピー基地も

湯原温泉を宿泊拠点とすると、周辺の蒜山高原や勝山、新庄村といったエリアには様々な魅力ある観光ポイントが点在しており、滞在型の温泉地として楽しめる。

蒜山高原はここ数年、団体型というより個人・グループに対応する施設が充実してきた。またグルメリゾートしての脱却に成功しており、高原内ではバラエティー豊かな食材を味わえる。

個人客への人気も高まってきた蒜山高原

「ひるぜんワイナリー」は、蒜山山ぶどうワインを扱う新たな施設。ワインの加工や醸造過程の一部などワインの製造工程を見学できる。中四国で唯一、醸造の際に出るぶどうの搾りかすを使ったブランデーの一種「グラッパ」を作れる施設でもある。

カフェとショップも併設し、５００―７００円で山ぶどうワインの試飲も可能。蒜山高原で採れた野菜や手づくりパンも味わうことができる。テラスから蒜山高原を一望しながらワインを飲み、ゆったりとした時間を味わいたい。

ひるぜんワイナリーではワインの試飲も

「ひるぜんジャージーランド」は、ジャージー牛の生産で知られる蒜山酪農農業協同組合の直営施設で、ジャージーヨーグルトやソフトクリームなどの乳製品を食べることができる。

最近では「ひるぜん焼そば」がＢ級グルメとして話題に。ひるぜんジャージーランドやヒルゼン高原センター、道の駅・風の駅などで味わうことができる。

湯原温泉から西へ足を伸ばすと新庄村があり、ここでは雄大な森林をセラピーロードとして整備し「森林セラピー基地」の稼働を始めている。

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