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おもちゃの街・湯郷温泉(2) てつどう模型館・からくり時計

巨大な鉄道ジオラマと5万点の玩具 てつどう模型館&レトロおもちゃ館

2008年12月にオープンした「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」。

当初は鉄道模型や昭和時代の玩具など約300点の展示のみだったが、10年5月に岡山市のコレクターが5万点のミニチュア玩具を寄贈。これにより展示数は一挙に増え「レトロおもちゃ館」には大正から戦後のブリキのおもちゃ、昭和初期のロボット、現代のフィギュアまで所狭しと並ぶようになった。

同じ建物内にある「てつどう模型館」は、約20平方メートルの巨大ジオラマが見もの。京都精華大学の学生が制作し、JR姫新線の駅舎や湯郷温泉をテーマにした懐かしい風景をジオラマの世界で表現している。

ジオラマにはNゲージ鉄道模型の線路が12本走り、持参した模型を走らせることも可能で鉄道ファンに人気だ。1線貸切で20分200円から、車両の貸出は1編成100円。入場料は大人300円、小人150円。水曜日休館。

てつどう模型館&レトロおもちゃ館

「てつどう模型館」の巨大ジオラマは
なんと約20平方メートルもの大きさ

巨人伝説モチーフの湯郷のシンボル からくり時計

湯郷温泉北東部のロータリー中央部に2010年3月、美作市市制5周年記念事業の一環として、美作の巨人伝説「三歩太郎(さんぶたろう)」をモチーフにした「からくり時計」が完成し、同温泉の新しいシンボルになった。

からくり時計は高さ7.9メートル、幅4.3メートル。8時から21時まで1時間ごとに4分間、時計の上部が開き三歩太郎が時計の上部を持ち上げて登場し、1時間おきに時を告げる。このときの高さは8.9メートルにもなる。時計の下部では太郎が大きな足を動かす仕掛けもあり、迫力は満点だ。

小窓からは湯郷温泉を発見した円仁法師や美作地方出身で有名な宮本武蔵も登場する。

からくり時計

時計の上部を「三歩太郎」が持ち上げる

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