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温泉街にガラス作品ズラリ 湯郷温泉でアートプロジェクト

アートな湯郷もまたいい

湯郷温泉青年部では2010年から岡山県内で活躍するプロのガラス作家とタッグを組み、12月上旬からクリスマスまでの期間、湯郷温泉アートプロジェクト「ガラスのクリスマス」を開催している。

温泉街全体を会場に見立てて、観光客や宿泊客に旅館や商店などに展示したガラス作品を鑑賞してもらう。10年には26人のアーティストが参加したが、11年には倉敷芸術科学大学の教員と卒業生が協力し、51人が作品を提供した。

鑑賞時間は旅館の場合、10時から21時までで、金―日曜日までは無料の巡回バスを走らせている。鑑賞だけでなく、ガラス作家が講師になってステンドグラスやガラスの判子などのガラス製作体験も実施しているほか、デモンストレーションも行う。作家のガラス作品やアクセサリーなどの販売もある。今年も同期間に第3回めを開く予定だという。

関係者は「旅館がガラス作家が作品を展示する舞台となって、日ごろの旅館とはまた違った雰囲気になる。温泉街もガラス作品に彩られるので、ぜひお越し下さい」と話している。

問い合わせは、湯郷温泉観光案内所 電話0868―72―0374。

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