坊っちゃん劇場「幕末ガール」を上演　南予舞台の活劇

「おイネさんブームを」

愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」は２００６年の第１作「坊っちゃん」を皮切りに毎年、愛媛や四国など地元ゆかりの伝説・人物を取り上げたミュージカル作品を上演している。

現在、第７作品目として上演されているのは「幕末ガール～ドクトル★おイネ物語」。日本に近代西洋医学を伝えたドイツ人医師シーボルトの娘で、日本初の女性産科医となった楠本イネが主人公で、閉塞感漂う幕末に南予地域を舞台に夢を持って力強く生きるイネの姿をいきいきと描く。

２０１３年３月までの上演。時間は１１５分。観劇前売料金はＳ席指定３５００円、Ａ席指定３２００円、Ｂ席指定２７００円。

「幕末ガール」のポスター原画は大洲市出身の漫画家、松本零士さんが担当。

また「幕末ガール」は12月下旬から13年２月まで秋田書店発行の女性漫画雑誌「エレガントイブ」で漫画化されることが決まっており、「幕末ガール」の演出家、横内謙介さんは「おイネさんブームを起こしたい」と話している。

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