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"へんぴ"なのに人気 海洋堂ホビー館四万十

フィギュアの殿堂に人だかり 大人も子どもも興奮

高知県四万十町に今年7月、フィギュアや食玩で世界的に知られる海洋堂のミュージアムがオープンした。「へんぴなミュージアム」と自称しているにも関わらず、開館から40日ほど経った8月中旬には年間目標入館者数の3万人を突破するなど人気を集めている。

海洋堂ホビー館四万十は、四万十町打井川の小学校跡地を活用。旧体育館をメーンに、プラモデルやフィギュアなど海洋堂のコレクションが1万点以上展示されている。同社創業者の宮脇修さんが大方町(現・黒潮町)の出身だったことから、宮脇さん自ら館長に就き、ホビー館を核に四万十川流域全体をミュージアムにする構想を持っている。

海洋堂ホビー館四万十

旧小学校の体育館を再生した
「海洋堂ホビー館四万十」。夢の空間が広がる

同館オープンに合わせて、JR四国では「海洋堂ホビートレイン」の運転を始めた。予土線の窪川駅(高知県)と宇和島駅(愛媛県)を結ぶ1日1往復。真っ赤な車体が印象的で、内外装ともに恐竜のイラストなどでデコレートされている。車内にはフィギュアも展示されている。

ホビー館は10―18時に開館。毎火曜が休み。高校生以上800円、小中学生は400円。

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