散策や漁で丹後を体感 京丹後などで体験メニュー
11/03/23
丹後では自然や風土といった地域の個性を肌で感じられる体験メニューが充実している。
京丹後市からは海の体験。琴引浜ではガイドウオークが通年で行われており、地元ガイドの案内で名勝の自然に触れる。鳴き砂の秘密や、漂流物から環境を考えるいい機会にもなるだろう。琴引浜鳴き砂文化館 電話0772―72―5511。
4月から秋ごろまでは漁師体験。久美浜では定置網漁、丹後町では地曳網体験など子どもたちに最適のメニューが揃う。そのほか市全体で年間、農業やものづくりなど約100種ものプログラムを用意している。
一方、宮津市は山。北は北近畿最大級のブナ林を誇る世屋高原でトレッキング、南は鬼伝説で知られる大江山で登山やハイキングなど、天橋立を取り囲むように自然体感スポットが広がる。宮津市エコツーリズム推進協議会が活発に活動し、世屋高原や大江山などを中心に地域の暮らしと自然に触れるエコツアーを実施しているのも注目。
与謝野町では伝統の地場産業・丹後ちりめんを体験。丹後ちりめん歴史館では手機織、与謝野町染色センターでは彩色友禅染など貴重な体験が楽しめる。伊根町では舟屋の宿泊や町並み散策、舞鶴市では舞鶴親海公園で海釣りなど地域色豊かな体験が目白押しだ。