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光秀、道三、信長の“交差点”・岐阜市(1) 岐阜城一帯が“戦国の郷”に

戦国の深淵に触れる歴史観光

岐阜市の大河ドラマ「麒麟がくる」放送に向けた観光・歴史顕彰プロジェクトは、明智光秀はもちろん、この地を治めた織田信長、斎藤道三も含めた美濃の“戦国三英傑”をフィーチャーして展開される。舞台は、岐阜城がそびえ立つ金華山・岐阜公園一帯。三武将のエリアを設け、その人となり、岐阜との関わりを紹介していく。市のシンボル岐阜城周辺が今年、一層の輝きと深みをもって、来訪者を出迎える。

道三が現在のまちにつながる基盤を整え、信長が本格的にまちづくりを行い、光秀はここから歴史の表舞台に躍り出た。市では大河ドラマ放送を機に、この地元の歴史を全国へ発信しようと岐阜市ならではのプロジェクトを企画した。三武将を描いたイメージ画像も戦国武将のイラストで著名な長野剛さんが手掛けるなど力を入れた。

舞台となる金華山・岐阜公園一帯は、道三が治めた時代の城の名称から「稲葉山城ゾーン」として設定。岐阜公園内にある岐阜市歴史博物館に1月11日にオープンする「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」を「光秀エリア」、ぎふ金華山ロープウェー山麓駅周辺を「道三エリア」、そこから登頂した先にある岐阜城周辺を「信長エリア」として、それぞれ人物に応じた展示を行う。稲葉山城ゾーンを周遊すれば、おのずとこの地で展開された戦国絵巻を体感できる一大歴史観光ゾーンになる。

岐阜城

斎藤道三が稲葉山城として開き、
信長が岐阜城と改名した城は、
今も岐阜市のシンボル

岐阜市商工観光部大河ドラマ推進課は「光秀に加えて信長、道三も紹介できるのが岐阜市ならでは」と胸を張る。加えて「大河ドラマ館と道三、信長エリアで、ドラマの世界と歴史を深掘りできます。歴史ファンならずとも必見です」。

期間はいずれのエリアも来年1月11日まで。

ぎふ金華山ロープウェー

現在の岐阜城は、ぎふ金華山ロープウェーで登城できる。
回遊型の歴史観光が可能だ

駐車場は岐阜公園と周辺にあるが、今回の取り組みにあわせ、大型バスの駐車可能台数を従来の9台から18台に拡大。電話058―201―3838まで要予約。旅行会社向けには団体の受入にも対応し、ガイドの紹介などワンストップで対応していくという。

市では市民による観光ガイド「美濃国 戦国案内人」を育成するなど、「岐阜城中心に歴史の郷に」と、取り組みを今後につなげていく。

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