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着地型先進地・昼神温泉郷(2)日本一の星空楽しむナイトツアー

「星の村」だけの輝きを 今年は5万人見込む

阿智村が誇る満天の星空を楽しむ「天空の楽園・日本一の星空ナイトツアー」が10月17日まで実施されている。同村は2006年度、環境省の全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」の第1位に選定。闇夜の高原に輝く無数の星々に天空のロマンを感じたい。

村観光協会や宿泊施設などでつくるスタービレッジ阿智誘客促進協議会が実施。「星の村」としてブランド化を図ろうと村をあげて企画した。年々人気が高まり、今年は5万人の参加を見込む。

ツアーは19時、標高1400メートルの富士見台高原・ヘブンスそのはら「天空の楽園」へ冬季のスキー用ゴンドラで移動。山頂では照明が消され、漆黒の闇のなか、頭上には都会では見ることができない無数の星々が輝く。まるで降ってくるような天然の輝きに思わず感嘆の声が漏れる。

日本一の星空ナイトツアー

無数の星々が輝く
阿智村の「日本一の星空」を堪能

観察は専門ガイドによる天体解説を聞きながら。神話の物語のオリジナル映像の鑑賞のほか、ロッジ内ではギネス記録を持つメーカーとタイアップしたプラネタリウムや星景写真家として著名な宮坂雅博さんの写真展もある。天体望遠鏡メーカー・ビクセンとコラボした星空観察や「星のお兄さん」のショーといった日替わりイベントも実施するなど星空を楽しむ企画が目白押しだ。

実施日は7月11日―9月23日、10月3―17日。料金は大人・高校生が2200円、小中学生が1千円。昼神温泉郷の各旅館ホテルが送迎付きツアープランを設定している。雨・曇りの日は山頂のロッジで星の映像と、天体に関するトークバラエティを開催する。

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