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北アルプス山麓の芸術の郷 安曇野アートラインで夏のアートワークを

夏休みに「サマースクール」 今年はポスターデザインコンテストも

北アルプスの麓に広がる「安曇野アートライン」。安曇野市から白馬村までの約50キロに美術館や博物館が19施設も集積する芸術の郷だ。安曇野の澄んだ空気、のどかな自然とアートの融合で創造の世界への旅に誘ってくれる。

7―9月の夏休み期間は恒例の「サマースクール」を開催。各施設が特別体験企画を展開するもので、子どもだけでなく大人にも夏のアートワークへの機会を提供する。

内容は各美術館・博物館ごとに独自に企画する。講演会や対談、美術講座、ワークショップ、観察会、コンサート、おはなし会、朗読会、ギャラリートークなど多彩なラインナップ。各館の企画展時に開かれるワークショップは、企画展により深く親しめる内容で企画展と合わせて参加したい。8月中旬―下旬の週末は「夜のミュージアム」も開かれる。

安曇野アートライン

夏のアートワークに
子どもだけでなく大人も熱中

各館の企画は安曇野アートラインHP(http://azumino-artline.net/)へ。アートライン参画施設は安曇野市豊科近代美術館▽安曇野ジャンセン美術館▽田淵行男記念館▽国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区▽安曇野髙橋節郎記念美術館▽安曇野アートヒルズミュージアム▽碌山美術館▽BANANA MOON▽IIDA・KAN▽絵本美術館・森のおうち▽安曇野山岳美術館▽安曇野ビンサンチ美術館▽北アルプス展望美術館▽安曇野ちひろ美術館▽国営アルプスあづみの公園大町・松川地区▽西丸震哉記念館▽市立大町山岳博物館▽白馬三枝美術館▽菊池哲男山岳フォトアートギャラリー▽白馬美術館。

今年は9月にポスターデザインコンテストも開催。安曇野アートライン推進協議会の広報用ポスターやチラシの図案を募集するもので、自然豊かな安曇野に点在する美術館を想起させる作品の応募を期待している。

9月15―18日に出品を受け付け、9月下旬に審査。大賞は賞金10万円、優秀賞は同5万円など副賞が贈られる。

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