善光寺御開帳の次は来春の諏訪大社「御柱祭」
15/05/28
信州代表する一大行事に注目続く
4月5日から始まった今回の善光寺御開帳も6月1日に終了する。残す主な行事は5月27日の御開帳奉賛会大法要と同31日の結願大法要。6月1日に行われる前立本尊御還座式で、57日間続いた御開帳は幕を閉じる。
前立本尊は善光寺の本尊で秘仏の「一光三尊阿弥陀如来」の身代わりとして鎌倉時代に作られた仏像で、御開帳期間は本殿前の回向柱と綱で結ばれている。回向柱に触れることで本尊と縁を結ぼうと、7年に一度の機会に全国から700万人近くの善男善女が訪れる。今回は北陸新幹線という新たな大動脈を利用した参拝者の増加も目立った。
御開帳真っただ中の5月13日、諏訪では来春の「御柱祭」(諏訪大社式年造営御柱祭)で使うモミの木8本が氏子により伐採された。諏訪大社は全国に2万5千社ある諏訪神社の総社。諏訪湖周辺にある上社2社、下社2社の計4社からなる。御柱は各社に4本ずつ、合計16本が、数えで7年に一度、新しい木に交換される。下社では御柱祭の2年前に使う木を選ぶ見立てを行い、前年に伐採し、遷宮に備える。
来年の御柱祭は4月2日から6月15日まで。山出し(木落とし)、里曳き、建御柱など様々な行事が行われる。なかでも御柱祭を天下の大祭として全国に轟かせているのが、御柱が人もろとも坂を滑り下りる「木落とし」。御柱祭の興奮は最高潮に達する。
上社御柱祭は山出しが4月2―4日、里曳きと建御柱が5月3―5日、宝殿遷座祭が6月15日。下社御柱祭は山出しが4月8―10日、里曳きと建御柱が5月14―16日、宝殿遷座祭が5月13日に行われる。
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