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「真田丸」の舞台に期待(3) 「六文銭の里」長野市松代

真田宝物館に貴重な資料 スタンプラリーとクイズラリーで散策を

1622年、徳川幕府により真田信之が上田から松代城に転封されて以降、約250年にわたり真田氏10代が城主を務めたのが松代城。真田10万石の城下町として繁栄し、今は「六文銭の里 信州まつしろ」として、長野観光コンベンションビューロー松代観光案内所が年末年始をのぞき来年3月末までクイズラリーやスタンプラリーを行っている。松代城跡や真田邸、真田宝物館など真田氏ゆかりの見どころは多い。

松代城跡

真田家ゆかりの松代城跡

なかでも真田宝物館は、真田家12代当主・幸治氏から1966年に譲られた武具、調度品、書画、文書などの大名道具を収蔵・展示。国の重要文化財「青江の大太刀」、昌幸所用の「昇梯子の具足」、武田信玄・豊臣秀吉・石田三成・徳川家康らの書状など、貴重な資料は5万点に及ぶ。

真田宝物館では来年1月17日から12月12日まで、NHK大河ドラマ「真田丸」関連特別企画展として「真田、戦国をかける 乱世を生きた兵(つわもの)」(仮称)の開催を予定している。

スタンプラリーは真田氏ゆかりの寺を6カ所めぐる。寺の名前がプリントされた手ぬぐい(300円)を台帳に長国寺、蓮乗寺など6カ所でスタンプを押印すると記念品の絵地図がもらえる。手ぬぐい購入や記念品交換はいずれも松代観光案内所で。各寺などではFMで解説を聞ける音声案内システムも用意している。

町内の店舗でお菓子やフルーツを割安で購入できる「六文銭食べ歩きチケット」は600円で販売されている。

アルピコタクシーの観光めぐりタクシーは、国民宿舎松代荘などを起点に、6月7日までの土日祝日と9月5日―11月3日の土日祝日に運行される。運行ルートは真田氏ゆかりの長国寺や真田宝物館、松代藩文武学校、象山神社、松代駅など。1日8往復する。

1日フリー乗車券は大人300円、小人150円。車内や国民宿舎松代荘などで購入する。

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