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夕陽のまち西伊豆町 ボランティアが活躍

「見るものを圧倒」 サイトや写真指導で魅力伝え

西伊豆町のキャッチフレーズは「ふるさとと言いたくなる夕陽のまち」。堂ヶ島、黄金崎、大田子海岸など夕陽が映える景勝地に恵まれ「夕陽日本一」を宣言している町でもある。夕焼けのなか駿河湾越しに見る富士山、その後ろに連なる雪をかぶった南アルプスの眺望が目に焼き付く。

夕陽日本一を標ぼうするだけあって、夕陽に関する情報提供はとても親切だ。観光協会のウェブサイトには「夕陽」のタブがあり、季節ごとの夕陽スポットを写真と地図、コメントで紹介している。

例えば夕陽スポット5番は「大田子海岸」。見ごろを3月と5月に限定しているところに、夕陽観賞の奥深さがある。コメントはこうだ。「春分と秋分の時期に田子島の男島と女島の真ん中に夕陽が沈みます。大田子海岸は多くの旅人やカメラ愛好家から愛され続けています」。

大田子海岸

3月と5月が見ごろの
大田子海岸の夕陽

6番は「三四郎島」。見ごろはちょうど11月から3月にかけて。「干潮時に島へとつづく海中の道が現れるトンボロで知られる三四郎島。海岸に点在する島影と黄金に染まる波の輝きは見るものを圧倒します」。

ウェブやパンフレットだけにとどまらない。地元の人たちによる「夕陽ボランティア」制度まである。宿泊客を対象にしたサービスで、夕陽ボランティアである写真愛好家が、その日の夕陽ポイントの案内や夕陽の撮影法まで指導してくれる。西伊豆町観光協会堂ヶ島観光案内所まで事前の予約が必要だ。

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