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淡紅色が3キロ続く並木 2月10日から河津桜まつり

早咲きの桜に春感じて

2月10日―3月10日の1カ月間、河津町で第25回「河津桜まつり」が開催される。見どころは河津川の河口付近から上流に向かって約3キロにわたり続く河津桜の並木。例年、2月上旬に咲き始め、開花期間も1カ月ほどと花の日持ちもいい。夜間はライトアップされる。毎年、早咲きの桜を楽しもうと全国から多くのツアーや個人客が訪れる。前回は全国から70万人以上が来訪した。

河津桜

2月上旬に咲き始める早咲きの桜は
全国的な人気

3キロ続く桜並木の最初の1本ともいえる河津桜の原木が今も大切に守られている。この原木、出自も明らかで河津町の飯田勝美氏(故人)が1955年2月に、河津川沿いの雑草の中で芽咲いている苗を見つけたものだという。

飯田氏が自宅の前に移植した河津桜は、ようやく1966年ごろに開花し、1月下旬ごろから約1カ月、淡紅色の花が近隣の人々の目を楽しませた。この桜がその後、河津川沿いに増殖され約3キロの桜並木をつくることになる。

期間中は多数の露店が出店する。河津町民のコーナーでは、地場の農作物や海産物、加工品などが販売される。例年、ミニコンサートやご当地グルメフェア、伊豆の踊子との記念撮影会などが開かれる。

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