観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

会津若松に八重の足跡を追う(1) 大河ドラマ館

八重の桜の舞台となる会津若松市。市内には八重ゆかりの地が点在している。大河ドラマ館で情報を仕入れたら、現地に八重の足跡を訪ねたい。

ドラマの世界を体感 「ハンサムウーマン八重と会津博」

「ハンサムウーマン八重と会津博 大河ドラマ館」が1月12日、会津若松市にオープンする。大河ドラマ「八重の桜」や会津若松の魅力を紹介する新たな観光スポットとなる。開館は2014年1月14日まで。

会場は鶴ケ城や県立博物館に隣接する旧会津図書館の1階423平方メートル。八重の桜の世界観を3つのゾーンで体験してもらう。

エントランスは「八重の桜」への誘いのゾーン。ドラマタイトル「桜」をモチーフにした「八重桜回廊」を表現した。桜のトンネルと城下町回廊に坂本龍一さんによるテーマ曲が流れる。ここでは大河ドラマの基本情報とメーンキャストを大型グラフィックで紹介する。

「八重の原風景・会津藩山本家」ゾーンでは、八重の生家である山本家にあった銃の実弾射撃場「角場」のセットをリアルに再現し、ドラマと同型のスペンサー銃を使用した体験コーナーを設置する。

大河ドラマ館

大河ドラマ館

大河ドラマ館のイメージ図
(会津若松市「八重の桜」プロジェクト協議会提供)

また、大河ドラマの主要登場人物の衣装展示や美術スタッフ制作の「山本家全景」の模型を展示、ドラマを彩る美術の世界が堪能できる。

最後が「激闘、鶴ヶ城と新たなる旅立ち」のゾーン。ドラマで使った大砲の展示など、鶴ヶ城・北出丸のドラマセットを忠実に再現し、AR(拡張現実)により、激しい鶴ヶ城の籠城戦の中にタイムスリップしたような感覚が味わえる。

開館時間は8時30分―17時(最終入場16時30分)。大人500円、小人200円。前売りや団体割引、教育旅行割引などがある。

福島八重の桜 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ