鳥羽市、パリで海女アピール
19/07/16
市長自らトップセールス
鳥羽市は、インバウンドの誘客を図ろうと、フランス・パリへ向け、海女文化をアピールする。10月には中村欣一郎・鳥羽市長が現地を訪れ、PRイベントに参加。日本遺産・海女文化が根付くまち鳥羽の魅力をトップセールスで伝える考えだ。
鳥羽市では、この事業の関連経費を今年度予算に800万円計上するなど、大きな意気込みをもってPRに臨む。渡仏には、中村市長のほか鳥羽市観光協会や海女ら約20人で一団を組織。トークショーイベントや現地旅行会社への訪問など精力的な活動を予定している。
フランスからの誘客は、文化や芸術に関心を持つフランス人の嗜好に着目。2018年に鳥羽市を訪れた外国人観光客のうち、フランスからは4番目に多く、鳥羽への興味は真珠であることがわかってきたことから、海女文化への興味も持ってもらえるだろうと判断してターゲットに選定した。
今年6月には、フランス、ドイツの公共放送スタッフを招き、9―10月に現地の人気旅番組で鳥羽の魅力を紹介する予定。海女漁や海女の神社参拝、“真珠王”御木本幸吉ゆかりの地などが紹介されるという。
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