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那智勝浦で歴史観光 旅館組合が宿泊プラン

那智大社、西国三十三所の節目を記念

那智勝浦町は今年創建1700年を迎えた熊野那智大社、西国三十三所一番札所青岸渡寺のおひざ元。日本有数のマグロの水揚げ、南紀勝浦温泉も擁する。歴史、食、温泉と三拍子そろった“南紀観光の雄”は、地元が誇る古社が節目を迎えた今年、歴史観光がひと際輝きを放つ。

南紀勝浦温泉旅館組合では熊野那智大社、西国三十三所の節目を記念して12月末まで、「那智山両詣特別宿泊プラン」を設定。1万3千円、1万7千円で参画施設がプランを用意しており、5月30日まで町内宿泊施設で開催されている那智参詣曼荼羅絵解きと天満座のの演劇の観劇無料券、西国三十三所の記念事業「スイーツ巡礼」で青岸渡寺が巡礼スイーツに指定している「那智黒飴」が付く。

青岸渡寺

青岸渡寺の三重塔と那智の滝

また、昨年10月の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録を記念して、7月31日までは「熊野三山巡礼スタンプラリー」を実施中。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社と青岸渡寺でスタンプを押印し、追加登録箇所の写真をSNSで発信、地元で宿泊、買い物をすると特製手ぬぐいがもらえる。

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