森のビジネスセラピー 智頭町、企業向けメニュー開発
16/06/10
アラフォー世代に「入社十六年生」提案
鳥取県智頭町がメンタルヘルスの受け入れに取り組んでいる。町の面積の9割以上を占める森林など豊かな自然環境と「森林セラピー」などのプログラムを開発。都市部の企業に利用を呼びかけ、食品や通信機器の大手メーカーの研修先として選ばれている。
2015年末の労働安全衛生法改正で、従業員50人以上の企業は年1回、従業員に「ストレスチェック」を行うことが義務化された。智頭町では従来から、企業に対して森林セラピーをアピールしており、法改正も追い風になった。
町観光協会では、森林を活用した企業研修プログラムを「森のビジネスセラピー」とし、森の中をゆっくり歩く森林セラピー、受け入れ家庭とのんびり過ごす民泊体験、山の幸を生かした自然食、チームを組んでコミュニケーションを図りながら作業する森の仕事をパッケージ化。
特に、仕事中心のサイクルでオーバーワークの傾向が強いアラフォー世代をターゲットに「入社十六年生」と題したユニークな企業向けパンフレットを作成。キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー、精神科医と共同開発した智頭町のビジネスセラピーを勧めている。健康増進やリラクゼーションを目的とした日帰りコース、ストレスを解消し心身のバランスを整えるのに適した宿泊コースがある。
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