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鳥取県中部でトレイル世界大会を日本初開催 ウオークツアーも

倉吉や三朝、湯梨浜、北栄、琴浦を歩いて知る

世界のウオーキング、トレッキング関係者が一堂に会する国際会議「ワールドトレイルズカンファレンス(WTC)」の日本初開催となる大会が10月14―17日、鳥取県中部で開かれる。期間中は一般参加を対象としたウオークツアーも開催。歩いて楽しむ鳥取県の魅力を世界に発信する。

WTCは、未舗装の道「トレイル」を資源として保護・活用する世界18カ国・約50団体が道の保護や健康づくり、観光活用などを話し合う会議で6回目の開催。会議は15―16日に倉吉市の倉吉未来中心大ホールでスキーヤーの三浦雄一郎さんによる記念講演や、世界での取り組み紹介、分科会などが開かれる。

世界から集ったウオーカーたちと歩く機会も用意されている。「ワールドウォークフェスタinとっとり」は15―16日、エリア内で8コースのウオークツアーを設定。県中部1市4町の風土を歩いて感じてもらう。

15日は、倉吉市で森林浴と古い町並みを楽しむコースや、名探偵コナンのふるさと・北栄町での「謎解きウォーク」、琴浦町での海や森と地元グルメを味わうコースを実施。16日は倉吉市で関金温泉と廃線跡を訪ねたり、湯梨浜町で東郷湖周辺を歩いたり、三朝町で三朝温泉と三徳山の日本遺産のストーリーを訪ねるなど2日間にわたって地域文化を体感できるコースが並んでいる。

三徳山

鳥取県中部を代表する見どころ
三徳山投入堂

参加者には大会記念ピンバッジや倉吉未来中心で開かれるグルメイベントのクーポン券など様々な特典も付く。一般参加費は2日間で1500円、1日で1千円。

旅行会社にはバス代助成制度も用意するなど、この機会を利用した旅行商品造成を勧めている。

問い合わせは鳥取中部観光推進機構 電話0858―24―5024。

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