武田家と幸村の縁 名前や「六文銭」に/山梨
16/01/07
真田家活躍の礎築く
長野や群馬、大阪、和歌山など広範囲に真田家ゆかりの地は点在するが、山梨県もそのひとつ。幸村の祖父・幸隆、父・昌幸は甲斐の武田信玄に仕え、幸村も今の甲府市に生まれたとされる。幸村自身はもちろん、旗印「六文銭」も武田家臣時代に生まれたという縁の深い土地柄だ。
幸村の本名は信繁。これは、信玄と上杉謙信による「川中島の戦い」で戦死した信玄の弟・武田信繁からとったもの。昌幸が敬慕して名付けた。
「六文銭」の由来は1582年、武田家が滅亡した「天目山の戦い」から。武田家の一員として敗走する真田軍が北条家の大軍と遭遇した際、15歳にして戦に参加していた幸村が敵陣を突破するのに使った旗印が六文銭だ。無地の旗に北条方の武将の永楽通宝の紋を描くことで、敵を惑わそうというもの。これにより難を逃れ、のちの活躍につながった。
六文銭は三途の川を渡る船賃を意味し、「死ぬ覚悟」を表すもの。その気概はのちに徳川家康をも恐れさせることになる。
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