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松代で「真田大博覧会」開催/長野

町中がパビリオン 真田家の文化を体感

長野市松代町は真田10万石の城下町。1622年、幸村の兄・信幸が上田から松代城に転封されて以降、約250年にわたり真田氏10代が城主を務めた。今年は1月17日―12月12日、町内全域を舞台に「信州松代真田大博覧会」を開催。六文銭の里松代が「真田丸イヤー」を盛り上げる。

松代城跡

真田氏10代が城主を務めた松代城跡

博覧会は町内に点在する真田家に関連する文化施設をパビリオンに見立て、貴重な資料を展示する特別展や体験プログラムを実施。武具や書画など約5万点を収蔵・展示する真田宝物館では同博期間中、大河ドラマ特別企画展「戦国の絆」を開き、信繁の書状や刀、昌幸の「昇梯子の具足」など松代に残る本物の展示で真田家の実像を伝える。

9代藩主が建築した城外御殿・真田邸では「真田生活体験館」と題し、資料や衣装の展示でドラマの世界を紹介。着物の着付けや茶道、八橋流筝曲など往時の文化に触れるプログラムも用意する。松代の藩校・文武学校でも「真田文化体験館」として弓道や古武道など武士のたしなみを体験できる。

松代城跡は「お祭り広場」に。「松代春まつり」など様々なイベントを展開していく。

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