食もジオの恵み、隠岐の誇り（2）　牛肉・郷土料理

「本当のうまいもんは家の中にある」

ガッツリスタミナ派には、やっぱり牛肉。隠岐牛と隠岐黒磯牛は島生まれ島育ちのミネラル豊富さが持つ。島で生まれ奥出雲の名水で育った潮凪牛もあり、食通の舌をうならせる美味さを誇る。

地元では、これら食材を前にすると「なにはなくともバーベキュー」。牛肉や貝、サザエ、イカ、魚を焼いてとにかく食らう。高正宗など地酒を飲みながら皆でワイワイやるのがうまい。

でも地元の声は「本当のうまいもんは家の中にある」。「隠岐そば」は十割そばでつなぎを使わないため、そばは短め。焼いたサバやあごでとったダシと一緒にかきこむように食べる。冠婚葬祭のほか通常の家庭でも打って食べるという隠岐のソウルフードだ。

そのほかシイラなどのアラでダシをとった漁師メシ「えり焼き鍋」や、刺身の漬けをご飯の上に乗せダシをかけた「柳かけご飯」も。これだけ食べると、隠岐人のでき上がりだ。

島根隠岐 旅のおすすめサイト

• 隠岐観光協会【島根】