石川県内温泉宿泊で片道通行料無料　白山白川郷ホワイトロード

広域観光に欠かせない道をお得に

石川県・白山温泉郷と岐阜県・白川郷を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」。石川県は県内への誘客、周遊を促すため、今年も例年通り、県内温泉地で宿泊すれば同ロードの片道通行料が無料になるキャンペーンを実施している。期間は同ロード供用期間の11月10日までの予定。

対象は加賀温泉郷（山代・山中・片山津・あわづ）、辰口温泉、白山温泉郷、金沢温泉郷の協賛宿泊施設の宿泊客。ロード通過後に宿泊した場合は宿泊施設で通行料をキャッシュバック。宿泊後に通行する場合は宿泊施設で無料利用券を手渡す。

マイカーや貸切バスなど二輪車を除く全車種が対象で、家族やグループなど１台２人以上の乗車が条件。団体、個人旅行のいずれにとっても旅のルートに組み入れるメリットは大きく、昨年は１５５日間の実施期間で１２６５台が利用し、そのうち大型バスは２５４台だった。

同ロードの通常期の片道通行料は大型バス１万８００円、マイクロバス４９００円、普通車１６００円など。

同ロードは総延長33．３キロ、標高１４５０メートルの山岳地を通るドライブコース。白山連峰の山々や四季折々の自然景観が見どころで、加賀温泉郷や高山、白川郷を含んだ広域周遊に欠かせない道となっている。

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