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現代版「聖地巡礼」 熊野古道伊勢路を歩く

石畳の馬越峠や迫力の獅子岩 往時の旅人の気分に

世界遺産「熊野古道伊勢路」は伊勢神宮から三重県東紀州を越え、和歌山県熊野三山へと結ぶ巡礼道。2つの聖地を結ぶルートとして昔から民衆の人気を集めてきた。近年再度注目を集めるこの道をたどり、現代版聖地巡礼の旅へ―。

伊勢路は全長約170キロ。険しいながらもウオーキングに適している。

伊勢神宮を出発し、紀北町に入ると荷坂峠やツヅラト峠など10以上の峠が連続するが、山々の眺望や熊野灘に浮かぶ紀伊の松島に癒しを感じる。紀北町と尾鷲市の境にある馬越峠は往時のまま今も残る石畳が続く情緒に溢れ、歩く価値十分。

松本峠を越えると、国名勝・天然記念物の巨大な岩山「獅子岩」に出あう。海へ咆哮する獅子のような迫力で必見。続いて日本最古の神社と言われる「花の窟神社」。そのまま海岸の七里御浜沿いの浜街道を新宮市まで行けば熊野速玉大社だ。

熊野古道伊勢路

昔の石畳が残るのが伊勢路の魅力のひとつ

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