トレッタみよし－旬が一堂に　山の龍宮城・三次の宝（1）

地元農産物やヘルシーメニューのレストラン

旬の野菜や果物、農産加工品などを通じて三次市の魅力を発信する農業交流連携拠点施設「トレッタみよし」が３月27日にオープンした。広島三次ワイナリーや奥田元宋・小由女美術館、みよし運動公園などの観光スポットが集積する東酒屋町に新施設が加わった。

トレッタみよしは、敷地面積約６３００平方メートルに、三次産材をふんだんに使った外観が印象的な８６０平方メートルの建屋がたつ。休憩ができる屋外テラスや芝生公園なども併設している。

地元産の農産物を直接販売するほか、漬物や惣菜、味噌などの加工品が一堂にそろう。「もちもちハンバーグ」や「特製カレー」など地元産の食材を使ったヘルシーメニューをバイキングスタイルで提供しているレストラン、パン工房、調理体験工房などが設けられている。

三次の旬の食材を使って広島文化学園短期大学の女子大生が考案したマカロンやドライフルーツサンドクッキーなどのスイーツも販売、交流拠点としての取り組みを推進している。

また、調理体験工房では農家のお母さんが持ち込んだ手作り加工品の実演試食やシェフの料理教室、食育講座・パンづくり体験なども行う。

敷地内の駐車場は大型車２台、普通車78台を収容。営業は９―17時、第２水曜休み。

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