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ワニ、唐麺焼、霧里ポーク 三次のご当地グルメ

えっ?ワニ?正体は実は- ここだけの味に舌鼓

三次市は郷土料理、ご当地グルメが数多い。その代表格が「ワニ」。この地方の方言でサメのことで、腐りにくい身は三次市で古くから重宝されてきた。

君田温泉森の泉では、刺身や湯引きなどワニをふんだんに使った「霧の里膳」(2千円)を提供している。刺身はねっとりとした舌ざわり、天ぷらは鶏肉のような味と食感だ。いずれも癖がなく食べやすい。なかでも秀逸だったのが湯引き。あっさりとしていながら、噛むごとに微妙に味が変わる食べ応えを感じる。

ワニ料理

ワニ料理の御膳

ワニ料理は「霧のまちのぐるめぐり」にも新メニューとして、いくつか登場している。三次グランドホテルの「はにワニ丼」(1千円)は、ワニを西洋料理風にアレンジし、たっぷりの薬味と甘口ソースをかけたソースカツ丼。フジタフーズの「ブラックJaws(ジョー)Jaws(ジョー)麺」は、ワニのコラーゲンを手間ひまかけて抽出したジャージャー麺だ。

三次のご当地グルメで外せないのが「三次唐麺焼」。商工会議所青年部が地域おこしで普及に力を入れているもので、昨年10月に開催された第5回広島てっぱんグランプリで見事優勝した。三次市に本社を置く製麺会社の唐辛子を練り込んだ特製麺、同じく三次産で市販されていない特製辛口カープソースを組み合わせた特製のお好み焼だ。現在、市内36店が様々な特徴とこだわりを持って提供している。

ほかにも「霜降り豚肉」として人気がある霧里(きりり)ポーク、米どころでありながら市民の人気が高いパンなども三次で食べたい。

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