16年に土佐清水近隣で2観光博(2) いやしの南予博
15/10/27
あしずり温泉郷、宿泊先としてアピール
愛媛県南予地方一帯で2016年3月26日―11月20日、観光振興イベント「えひめいやしの南予博」が開かれる。地域資源を生かした様々な体験プログラムを実施、南予ならではのテーマ性ある広域周遊を促し、南予観光のブランド化を図ろうという取り組みだ。
同博では、体験プログラムや、南予の資源を発信する「南予通信大学」を通して地域資源の磨き上げを図る。加えてテーマ性に応じた観光地、体験プログラムをつないだ広域周遊ルートの策定、クーポンブックやポイントラリー、道の駅の連携イベントを通してエリア内の周遊を促すほか、「いやしの南予旅行社」と称して旅行商品の造成にも取り組む。
3月26日、八幡浜町と伊方町で食をメーンにしたオープニングイベントで開幕。期間中は「食・食文化」「サイクリング」「アウトドア」「文化・芸術」の各テーマでエリア全体を舞台にした広域コアイベントを催し、さらに市町ごとのコアイベント、約80以上の体験プログラムを用意するといった重厚さで南予の魅力を訴えていく。
同博開催で南予への16年の目標観光入込客は対14年比で76万人増となる800万人に設定。11月―16年3月までプレイベントとして首都圏や県内でのPRを通して本番の来訪を促す。
同博の宿泊先としてアピールしているのが高知県あしずり温泉郷。県をまたいではいるが、同温泉郷は高知県南西部に位置し、南予地方とは距離的な近さがある。個人旅行はもちろん同博と足摺岬を組み込んだ広域旅行商品の設定も十分可能で、宿泊利用を呼び掛けていく。
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