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人呼んで妖怪村 山城町、伝承でまちおこし/三好

こなき爺ら妖怪がお出迎え

三好市山城町には110カ所以上の妖怪伝説が残る。こなき爺をはじめ54種類の妖怪が棲んでいると伝わり、妖怪を求めて訪れる人も多い。

伝説にこだわり同町には地元の人たちがつくった妖怪のオブジェが点在しているほか、道の駅大歩危「妖怪屋敷」を設けて、地域の妖怪伝説を紹介している。

妖怪屋敷

妖怪屋敷で紹介

また妖怪関連商品の販売や妖怪ゆかりスポットを巡る散策コースの整備などを行い、地域活性化にも貢献。

こういった妖怪伝説を掘り起こして観光資源として町を挙げて取り組んでいることが高く評価され、昨年サントリー文化財団(大阪市)から「サントリー地域文化賞」が贈られた。

また世界妖怪協会が主催する妖怪サミットが開かれたこともあり、同協会から「怪遺産」としての認定も受けている。

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