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四国霊場、瀬戸内海、道後本館- 周年重なり四国全域が"祭典"の舞台

全国の注目が四国に集まる1年

2014年、四国は旬を迎えている。瀬戸内海は国立公園の指定を受けて80年、四国八十八カ所霊場開創1200年、道後温泉本館改築120年、剣山国定公園指定50周年など節目の年となり、愛媛県と広島県では瀬戸内海国立公園指定80周年に合わせて、10月まで県境を越えた観光博覧会「瀬戸内しまのわ2014」を開催している。

瀬戸内海

国立公園指定80周年の瀬戸内海。
世界に誇る多島美が一際輝く1年になる

剣山

剣山も今年が節目。
四国の屋根として存在感は大きい

旅行会社もJTBが4―9月、名鉄観光サービスが4―10月、農協観光が4月―15年3月まで、それぞれ集中・重点送客キャンペーンを実施中だ。

瀬戸内海国立公園指定80年については香川県が7月に記念式典やウォーターフロントフェスティバル、7―10月には宝さがし大冒険、愛媛県と広島県では前記した「瀬戸内しまのわ2014」を開催。

松山市では道後温泉本館改築120年を記念して、温泉街を舞台に「道後オンセナート2014」を展開している。なかでも道後エリアの9つの旅館ホテルの客室がアート作品になり宿泊や見学ができる「ホテルホリゾンタル」は注目を集め、多くの観光客が訪れている。

道後温泉本館

「道後オンセナートは」
道後温泉本館改築120年記念

四国八十八カ所霊場開創1200年では、各寺院の多くが普段見ることのできない秘仏や寺宝などのご開帳を実施。旅行会社も遍路を気軽におしゃれに体験できるようオリジナルデザイン装束やプチ歩きを提案するなど集客に力を入れている。

高知県もこれまでの観光キャンペーン「リョーマの休日」を継続して行い、今年は特に高知ならではの食の味わいをアピールする。「旬」を迎えている四国に足を向けて、旬の魅力を楽しみたい。

豊穣祭

高知の豊穣祭では藁焼きの実演も

おきゃく

土佐文化を代表する「おきゃく」も体験したい

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