秋冬こそ「まんぷくシーズン」　但馬編

14/09/09

松葉ガニや但馬牛　全国ブランドずらり

北近畿はの秋冬は「まんぷくシーズン」。但馬では松葉ガニや但馬牛といった全国ブランドから郷土食まで「食べずにはいられない」食の魅力が観光客を手招きする。

まずは日本海の幸。四季の中でもビッグブランドが並ぶ冬こそ最大の食べどころ。老若男女問わず誰しも思わずうなる美味さが集結する。

松葉ガニは毎年、11月初旬に山陰沖沿岸で漁が解禁されると、水揚げ港周辺が活気に包まれる「冬の味覚の王様」。但馬では新温泉町浜坂、香美町香住・柴山、豊岡市津居山など各港で水揚げ。それぞれ港ごとにブランド化され、新鮮で最高級の品質を証明するタグ付きカニは垂涎の的だ。

冬の味覚の王様・松葉ガニ。
品質を保証するタグ付きが最高級の証し

弾力ある白い身と濃厚なコクはぜひ現地で新鮮なものを味わいたい。ゆでガニ、焼きガニ、蒸しガニと調理法で味わいは様々。カニすきを中心に据え、家族でグループで一心不乱にカニと向き合おう。漁期が終わる３月ごろまで、北近畿各地の旅館ホテル、民宿でフルコースを提供する。

山の恵みも負けていない。但馬が誇る全国ブランド・但馬牛。全国の有名牛の素牛として知られ、香美町を中心に生産されている。あっさりとした脂身と上質な赤身の味わいはジューシーで多くの人を魅了する。ステーキやすき焼きのほか近年はハンバーガーなど新メニューも人気。

ジューシーな味わいを持つ但馬牛。
焼肉でぜいたくに

日本三大ねぎの１つ、朝来市の「岩津ねぎ」も冬が旬。豊富な甘さは鍋にピッタリ。養父市の蛇紋岩米は市内の一部にしかない土壌で生産される貴重な一品。

そのほか、朝来市の「元気丼」といった気鋭の新名物から但馬各地のそば文化など伝統の郷土食までバラエティ豊かなラインナップでお腹を空かせた観光客を出迎える。

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