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コウノトリと城下町とカバン 豊岡市の市内観光

北近畿最大の市が誇る多様性

豊岡市では城下町散策と環境学習をおすすめしたい。

出石町は国重要伝統的建造物群保存地区に指定された古い町並みが広がる。名産・出石皿そばを昼食にと定番の立ち寄りスポットだ。

明治時代建造の時計台「辰鼓楼」を中心とする町並みに多くのそば処が点在。出石焼の陶器で味わう「出石皿そば」は小皿に盛られ、ほどよいコシと風味を持つ。まちを歩けば出石城跡や家老屋敷、近畿最古の芝居小屋を復活させた永楽館など歴史的な見どころも十分。

環境学習は、県立コウノトリの郷公園へ。国の特別天然記念物・コウノトリが住むまち、豊岡市では生息環境の整備から地域一体で人工飼育に尽力してきた。その拠点である同公園ではコウノトリの飼育、研究を行っており、公開ゲージではコウノトリが飛び交う様子が眺められる。

周辺には湿地や里山など生息環境も整えられており、田んぼにコウノトリがたたずむ姿も。人と自然の共生を考えてみたい。

県立コウノトリの郷公園

人工飼育されている
コウノトリが間近に

また、豊岡市はカバンの産地。JR豊岡駅東にある「カバンストリート」はカバンの販売店から工房、自動販売機まで並ぶ。4月には拠点施設「アルチザンアベニュー」がオープン。職人によるオリジナルブランドやパーツの販売、職人の育成スクールまで備える「カバンのまち」の矜持を感じさせる施設だ。

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