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大根島・由志園に新施設 「雲州人参の里」と企画展/松江

松江藩施設を復元 企画展は「世界のトップガーデナー」

松江市・大根島の由志園は大輪の牡丹や四季折々の花が鑑賞できる池泉(ちせん)回遊式の庭園で知られる。昨秋から冬にかけ、庭園美に新たな光を与える企画展や新施設が登場し、魅力が増している。

特別企画展「牡丹コラボレーション世界のトップガーデナー」は1―3月に開かれていたが、4月以降も年内の継続が決定。「神々の地・出雲」をテーマに、園芸王国オランダのガーデナー、ニコ・ウィッシングさんと日本が誇る園芸デザイナー・石原和幸さんの競演で牡丹と庭園に新しい世界観を吹き込む。

企画展と庭園入園料セットで通常1千円が800円。団体は650円。

また、昨年10月に島特産の高麗人参の歴史を顕彰する施設「雲州人参の里」をオープン。松江藩が集荷から製造、出荷まで一貫した作業工程の確立を目的に200年前につくった人参方役所を復元した。

雲州人参の里

人参方役所を復元した
「雲州人参の里」

雲州人参の加工場や資料展示ゾーンを備えるほか、トイレや広域観光情報の提供など交流拠点空間「まちの駅」としてのスペースも有する。6月には郷土料理が味わえる食事処もオープンする予定だ。

また、本館には「雲州人参ミュージアム」も登場。大根島のジオラマをメーンに据え、雲州人参の歴史を紹介している。

雲州人参の里ミュージアム

本館の「雲州人参ミュージアム」

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