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「蘇り」で新観光 まだまだ続く出雲大社「平成の大遷宮」

16年までのロングラン 「大人の修学旅行」で特別参拝も

島根県・出雲大社の60年に一度の遷宮は昨年5月、クライマックスである本殿遷座祭が行われ、昨年1年間の県への観光入込客数は前年を700万人以上上回る約3670万人と予想以上の賑わいを地元にもたらした。この勢いをどう継続するかに注目が集まるが、なんのことはない。「平成の大遷宮」自体はまだ続いているのだ。

平成の大遷宮は2008―16年まで、足かけ9年におよぶ。本殿の修造は終わったが、摂社・末社の改修は16年3月まで続く。今年も5月10日の遷宮記念祭を皮切りに大祭礼行事を開催。修造による「蘇り」で神威が高まっている今、新しいパワーを授かりに参拝へ出かけたい。

出雲大社

昨年遷宮で賑わった出雲大社は
女性の姿が目立った。遷宮は今年も続く

松江観光協会玉造温泉支部では「大人の修学旅行」と銘打ち、出雲大社の特別参拝と体験観光をセットにしたプランを提案している。還暦記念に同級生とともに厄除け祈願してもらうことをイメージして企画した。

出雲大社参拝ではひとりずつ名前を読み上げてもらう同窓会向けと、団体ツアー向けの2種を用意。いずれも特別に許可を得ての神楽殿を背景にした記念撮影がつく。県立古代出雲歴史博物館や松江での銘菓めぐりなどの体験も加え、玉造に宿泊するという行程だ。

問い合わせは、同支部 電話0852―62―3300。

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