多彩に開湯850年祭(2) 音楽や自然、無声映画も
ヴァイオリン製作など貴重な体験
続いてみささ美術館イベントに移ろう。「三朝『音泉』ナイトミュージアム」(5月3日、8月9、16日などのほか不定期開催)は、弦楽器ソロ演奏者による癒しの音色を楽しむ。20時30分から。料金は2000円。
「ヴァイオリン製作体験(ミニチュア表板アーチ作り)」(4―9月の金・土・日・祝日に実施)は、ヴァイオリンのミニチュア表板のアーチ削りを本場の西洋カンナを使って作る。時間は10時30分―12時、13時30分―15時、15時30分―17時(いずれも90分)。料金は700円。開湯850年特製ケース付きで、先着850人限定。
「1泊2日のヴァイオリン製作体験」(4―9月に実施、要予約)は、自分だけの本物のヴァイオリンを製作するもので、作業は組み立てから弦張りまで。ニス仕上げの有無は選べる。製作には約8時間程度かかるため、2日に分けて製作する。制作費は8万円。
三朝温泉の自然と文化を満喫する季節のイベントは、4―9月に開催する。「スターウォッチングツアー」(要予約)は、ガイドに星の説明を聞きながら星を観察する。5月31日、6月1日、8月23、24日、9月20、21日に千軒原で開く。送迎あり。20時30分出発。所要時間約60分。料金は300円。
「無声映画『三朝小唄』上映」は、85年前に製作された無声映画を地元の活動弁士の話術を聞きながら楽しむ。会場は芝居小屋ニューラッキーで、上映日は4月19、26日、7月5、12、19日、8月2、23、30日、9月14日。上映は20時30分から。料金は1人300円。出張上映会も可能。
「あったか座」(5、6、9月の金・土曜日に実施)は、太鼓や三味線などの生演奏による郷土芸能を三朝温泉街で披露。時間は21時―21時50分まで。無料。
「ホタルの夕べと和紙灯りの共演」(6月上旬から中旬に実施)は、三朝橋左岸遊歩道で20―21時に開催。無料。特製甘酒かオリジナルグッズのプレゼントがある。
「みささdeノルディック美・食・健」(4―9月の第1日曜日、第3月曜日に実施)は、三朝温泉のおいしい空気を吸ってインストラクターの案内で歩くというもの。10時30分からで、約1時間。料金は500円。ノルディックポールレンタル無料、旅館入浴券の進呈がある。
このほか「カジカガエルの声を聞く夕べ」「三朝温泉町歩き検定」を行う。7月19日から8月24日までの毎日、「毎日が夏祭り」として毎日花火が打ち上げられる。縁日イベントして夜店も並ぶ。4月20日には三徳山境内から三朝温泉街で「三徳山御幸行列」が行われる。