官兵衛生誕の地・姫路 黒田家三代で治め天下へ
14/01/29
姫路が出発点
黒田官兵衛は天文15年(1546)に御着城主・小寺政職の家老黒田職隆の嫡男として姫路城で生まれた。官兵衛は歴代姫路城主48人の中でただ1人、姫路城で生まれた城主になる。
官兵衛は稀代の軍師として羽柴秀吉の播磨平定や中国攻め、四国・九州征伐などを補佐し、天下統一事業を支えた。なかでも官兵衛と秀吉が備中高松城を水攻めにしている際に起こった本能寺の変の際、秀吉に「中国大返し」を進言したのが官兵衛で、秀吉の天下統一の扉を押し開いた。
黒田家は関ヶ原合戦のあと筑前52万3千石の藩主になるが、その礎を築いたのは官兵衛の祖父・重隆、父、職隆、そして官兵衛の三代にわたって拠を構えた姫路といわれる。官兵衛は姫路を出発点として天下を駆け抜けた。

世界遺産・国宝の姫路城。
「平成の大修理」を終え大天守の内部公開が2015年春に控える
官兵衛が生まれ育った地・姫路は、官兵衛や黒田家に関する地が点在しており、姫路観光コンベンションビューローでは「よってくだん(ください)ひめじ 黒田官兵衛ゆかりの地めぐり」と名付けたまち歩きマップを作成し、地元や観光客が姫路の歴史を再発見できる取り組みを行っている。

武将や忍者の扮装で観光客をもてなす
市民ボランティアガイドで構成する
「姫路城武将(つわもの)隊」の皆さん
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