坊っちゃん劇場、「鶴姫伝説」を再演　11月から／東温

14/11/19

「瀬戸内のジャンヌ・ダルク」描く

愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」は２００６年のオープン以来、一貫して愛媛や四国ゆかりの人物、伝説をテーマにしたミュージカル作品を上演し続けている地元密着型の劇場。１年間続けて上演する物語を通して地域に根付く風土を伝えている。

次回作は11月24日から始まる「鶴姫伝説―瀬戸内のジャンヌ・ダルク」。２００９年に上演された作品の再演となる。今年迎えた瀬戸内しまなみ海道15周年と瀬戸内海国立公園指定80周年の記念公演。

戦国時代、瀬戸内海での水軍の争いを背景に、悲運の女武将と言われた鶴姫の生きざまを、恋愛模様を織り込みながら描く。鶴姫の伝説は大三島に残っており、平和のために活躍した鶴姫は「瀬戸内のジャンヌ・ダルク」として今も地元から愛されている。

悲運の女武将、鶴姫の
生きざま、恋愛模様を描く

鶴姫を演じるのは元宝塚歌劇団の女優・塩月綾香さん。脚本と作詞は映画「アナと雪の女王」の訳詞を担当した高橋知伽江さんで、演出は劇団わらび座の栗城宏さん。

期間は来年８月16日まで。

同劇場のあるレスパスシティまでは松山市駅から毎日無料のシャトルバスが運行している。

問い合わせは、同劇場電話０８９―９５５―１１７４。

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