来年は「宇和島伊達４００年祭」　大武者行列で幕開け

14/11/19

３－11月、多彩なイベント

江戸時代、宇和島藩の繁栄を築いた伊達家が宇和島に移ってから２０１５年で４００年を迎える。

愛媛県宇和島市ではこれを記念して来年３―11月、「宇和島伊達４００年祭」が開かれる。

同市には秀麗な天守閣を誇る宇和島城が今もその繁栄を伝える。同祭は宇和島藩10万石の城下町として栄えた同市の歴史や文化など地域資源を再評価しようと企画。期間中、様々なイベントが開かれ、地域内外に地域の魅力をアピールしていく。

秀麗な天守閣を有する宇和島城

オープニングは、３月29日に開かれる「秀宗公入部伊達五十七騎大武者行列」で大々的に開幕。藩祖・伊達秀宗の入部を再現するもので、騎馬隊や鉄砲隊、武者、姫などが市内を闊歩し、往時を彷ふつとさせる時代絵巻を繰り広げる。宇和島の伝統の山車「牛鬼」なども登場する。

期間中は市内全域で記念事業が催され、秋は９月に食と歴史に迫る「伊達なうまいもの市と幕末偉人伝」を予定。11月のクロージングイベント「宇和島伊達絵巻」のプロジェクションマッピングや打ち上げ花火で幕を閉じる。

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