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光で彩る長崎の魅力(3) 世界新三大夜景-1

すり鉢状の地形「鶴の港」の輝き満喫

全国の夜景鑑賞士から「世界新三大夜景」に選ばれた長崎の夜景。「モナコ」「香港」と並んで新たな三大夜景として認定されたのは、魅力ある夜景が楽しめることはもちろんのことだが、夜景観光への取り組みが評価された。

長崎は「鶴の港」と称される長崎港を中心に、山々が取り囲むすり鉢状の地形になっていることから、ダイナミックな夜景が鑑賞できる。

夜景スポットを紹介していくと、まず挙げられるのは「稲佐山山頂展望台」。2011年4月にリニューアルされた展望台は、夜景だけでなく屋上全体に散りばめられた170個のライトが美しく、ライトのなかのひとつには、ピンクに輝くハート型のライトがある。

標高333メートルで東京タワーと同じ高さになり、長崎の夜景が360度、パノラマで楽しめる。

稲佐山山頂展望台

東京タワーと同じ高さの
稲佐山山頂展望台からの景観

展望台のリニューアルにあわせて同年11月には淵神社から稲佐山山頂までを結ぶ長崎ロープウエイのゴンドラも新しくした。天井から足元まで遮るものがないデザインで、眼前に広がる長崎の夜景を楽しめる。世界的工業デザイナーの奥山清行さんがデザインしたガラス張りのゴンドラは、観光客に人気がある。

また12年10月にはロープウエイ山頂駅から展望台までの道に「光のトンネル」を設けた。トンネルには約7千個の発光ダイオードが埋め込まれ、全31パターンの華やかなイルミネーションで彩られている。

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