観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

観光列車「おれんじ食堂」3月24日デビュー

走る「食堂」登場! 車窓風景も魅力

熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市間約120キロを結ぶ肥薩おれんじ鉄道は、3月24日から沿線の食材を使った料理を楽しめる観光列車「おれんじ食堂」を運行する。

車両はJR九州などの鉄道車両デザインを手がける水戸岡鋭治さんがデザイン。2両編成で本格的な昼食や夕食を提供するダイニング・カー、海側のテーブル席や半個室席などが備わるリビング・カーからなる。車両は濃い青色が基調となっている。

コンセプトは「九州西海岸を眺めながら、ゆったり、のんびり、スローライフな旅」で、金、土、日曜日と祝日に、新幹線が停車するJR新八代駅―川内駅間の片道3便運行する。

おれんじ食堂

おれんじ食堂の車両は
濃い青が基調

おれんじ食堂

車内(イメージ)

春休みや夏休みなどは増便し、有人10駅に10―15分ずつ停車。いくつかの駅では果実酒や焼酎、土産物の販売も行う。下車して特産物の買物もできる。

料金はダイニング・カーが大人1万2800円。運賃と指定席料金に飲食費が付くパッケージで、全区間乗車が原則。リビング・カーは乗車区間の運賃に座席指定料大人1400円で乗車可能。定期運行日以外は貸切もでき、料金は29万円から。飲食は別途相談。乗車定員はダイニング・カーが23人、リビング・カーが20人。

おれんじ鉄道には区間内に28の駅があり、コバルトブルーの海やのどかな田園風景、緑が続く山々の景色、海に沈む夕陽などを車窓からのんびり楽しめる。

ホームページでもグルメや名湯めぐりなど沿線の魅力を紹介し、おれんじ鉄道に乗って周辺観光の楽しみ方を提案している。

JR九州ともタイアップしており、沿線の旅をアピール。また、同鉄道ではくまモンや銀河鉄道999ラッピング列車や、「おれんじちゃん」などの列車も運行している。

熊本みなまた 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ