5月下旬に「棚田のあかり」 水俣・寒川地区
13/03/21
晩春の風物詩 環境にも配慮
水俣市久木野・寒川地区の棚田は、日本の棚田100選に選ばれている。毎年5月下旬には「棚田のあかり」と題したイベントが実施され、多くの観光客が訪れる。
約470あるといわれる田植え前の水を張った棚田のあぜ道に2000本のたいまつが灯る。たいまつの灯りが水を張った棚田に映る光景は幻想的で美しい。
たいまつは竹筒に藁を入れて食用油をバイオ燃料に変換して使っているそうで、地球環境に配慮している。
水を張った田んぼが鏡のように輝く風景を見ることができる春の時期もいいが、若い稲が青々と茂る夏、黄金色に輝く稲穂が風にそよぐ秋、収穫を終えて静かに春を待つ哀愁の冬、と棚田は四季を通して日本の懐かしい風景を楽しむことができる。
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