観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

東洋のマチュピチュ・別子銅山東平ゾーン

高所に産業遺産群

愛媛県新居浜市の山中、標高750メートル周辺に広がる別子銅山・東平ゾーンには、石垣やレンガで造られた建物跡が並ぶ。高所に産業遺産群が並ぶさまは、まるで南米・インカ帝国の天空の都市マチュピチュのようだ。

この地には大正―昭和にかけて別子鉱山の採鉱本部があった。社宅や小学校といった生活空間のほか劇場や接待館も備えるなど多くの人が暮らし、賑わった。1968年の採鉱休止、閉山後、まちは無人となり、まちの姿だけが残った。

遺構となったまちは現代では観光資源。建物跡、採掘現場跡が時代を経て得た趣きは、高所に立地することもあって唯一無二の存在感を誇る。「東洋のマチュピチュ」に今日も観光客が訪れる。

別子銅山東平ゾーン

悠然とたつ遺構

四国愛媛 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ