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ホテル奥道後、重厚な歴史空間で宴会を

名建築でぜいたくに

道後温泉の奥座敷「ホテル奥道後」。道後温泉から車で約10分、自然に囲まれた静かな環境のなか、館内では多彩な浴槽での湯めぐりが楽しめる温泉リゾートだ。

同館の特徴は別館周辺にある食事処。同館をつくった故・坪内寿夫氏がかつて造船関係や政財界の要人を接待するために造ったという歴史を持ち、重厚かつ静寂の雰囲気が漂う。宴会場として利用すれば、この歴史あるぜいたくなひと時を楽しめる。

「坪中川」は、東京・赤坂の名門料亭「中川」を移築。足立美術館創設者の足立全康氏による純日本庭園を望みながら、少人数から20人前後まで人数に応じての会食が可能だ。「竹寿庵」は作家・柴田錬三郎の書斎として造られたが、同氏が亡くなったため食事処として使うように。茅葺き合掌造りの広間に、東郷平八郎元帥の揮毫なども掲げる落ち着きと歴史の重厚さを兼ね備えた空間になっている。

ホテル奥道後

東京・赤坂の料亭を移築した
「坪中川」

「吟松亭」は瓦葺きの茶室。江戸期慶安―嘉永年間に手を加えながら存在感を示した「拾翠庵」を移築したもの。同館開業時に食事処として最初に造られた「いろりの間」は八幡浜の旧家兵頭家の民家を移築、譲り受けた貴重な骨董品も飾られている。

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