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ここだけの食に舌鼓(2) 朝来・養父・新温泉

田畑の恵みとご当地グルメ 朝来市・養父市

南但馬2市の食は「田畑の恵み」と「ご当地グルメ」。食の開発が著しいエリアでもある。

朝来市の「岩津ねぎ」は日本三大ねぎの1つ。ねぎ全体が甘さを持ち、捨てるところがない。冬こそ旬で、鍋にはもってこいだ。岩津ねぎの食べるラー油、アイスクリーム、メンチカツなども生み出されており、道の駅但馬のまほろばなどでお土産として人気。

岩津ねぎ

全国ブランド・岩津ねぎ。
鍋には欠かせない

養父市の蛇紋岩米は市内の一部にしかない土壌で生産され、芳醇な旨味が特徴。各所で高評価を受ける注目のお米だ。

ご当地グルメでは朝来市の「生野ハヤシライス」。昭和期の生野鉱山社宅の味を復刻した懐かしい味だ。但馬経産牛や岩津ねぎを使った「元気丼」、養父市産豚を使った「八鹿豚まん」も。

魚介たっぷり 新温泉町

カニの一大水揚げ港である浜坂港を有し、海の魅力に溢れる。カニ以外の魚介を紹介しよう。

11月までは高級魚・ノドクロが旬。脂がのっているのにしつこさがなく、上品な旨味を持つ。ハタハタは鍋でも焼いても。カレイとあわせて朝食に最適。浜坂では魚介の加工も盛んで、ちくわはお土産に人気だ。

山間部では湯村温泉へ。「ゆむらじゃぶ」は温泉で作った温泉卵と鶏肉、ゴボウなどを醤油で味付けした郷土料理で、まんじゅうなどお土産も登場している。

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