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越前松島水族館「おさかな館」がリニューアルオープン

間近でイキイキ 魚との触れ合いに歓声

越前海岸国定公園の「越前松島水族館」(鈴木隆史館長)はこのほど、本館を「おさかな館」としてリニューアルオープンした。

おさかな館にはクラゲやコンペイトウ、タツノオトシゴなど特徴あるユニークな生物約30種類を展示する「ラブリーフィッシュコーナー」を新設。全国でも見かけることが少なくなった「汽車窓式」展示の水槽を残し、展示スペースは50平方メートル拡張。約30個の水槽を設けた。特にクラゲコーナーでは天井にも水槽を設置し、クラゲが空に浮いているような演出も行っている。

おさかな館

おさかな館にはかわいい魚たちがいっぱい。
「コンペイトウ」って知ってますか?

昨年7月にオープンした「ぺんぎん館」は、これまでの展示施設と比べ、陸地が5倍、プールの水量は20倍になった。水深3.5メートルの水中トンネルを設け、飛ぶように泳ぐペンギンを見ることができるようになった。オウサマペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギンの生態を楽しめる。

また、海洋館では50種5千匹の魚を展示。幅10メートル、水深3.5メートルの「海洋大水槽」と、幅3メートル、水深2.5メートルの「さんごの海」水槽を設けている。

海洋大水槽はサメやエイなど大型の魚をはじめ、イワシやアジなど群泳する小魚を展示し、上から覗くことや魚にエサを与えることもできる。

さんごの海は、天井や壁面には鏡を張りめぐらせてあり、仰向けに寝そべれば水中に浮かんでいるような感覚を味わえる。鈴木館長は「夢の海上浮遊体験として、スリルと感動と癒しの空間を実現したので、多くの人に利用してほしい」と呼びかけている。

「イルカプール」は直径15メートル、水深5メートルのショープールと直径10メートル、水深3.5メートルのふれあいプールを備える。ショープールでは国定公園に指定されている美しい海岸をバックにイルカショーの定期公演を行っている。これまでから越前松島水族館で団体旅行や町内会のイベントや学校の校外学習で利用されてきたのが「地引網体験と磯遊び」で、今年も予約を受け付け中だ。

水族館の入館料は大人1700円、小中学生800円。

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