観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

阿蘇くまもと空港・メッセージ

自然に優しい空港へ 安田宏正さん(熊本空港ビルディング社長)

阿蘇くまもと空港はおかげさまで本年4月に開港40周年を迎えました。当空港は九州の中央に位置し、九州各県主要都市へのアクセスに優れた交通の要衝です。

特に、豊かな自然と多くの史跡や観光資源に恵まれた阿蘇(熊本県)や高千穂(宮崎県)、竹田(大分県)方面からの“最寄の空港”として県境を超えて多くの皆様にご利用いただいております。

現在、当空港はお客様の利便性をさらに高めるため、ソフト面・ハード面において新たな取り組みを進めています。

ソフト面においては、空港職員を対象とした接遇マナー研修会や社内CS(顧客満足)委員会の活動などを通して、「阿蘇くまもと空港を利用して良かった」とお客様に喜んでいただけるような“おもてなしの向上”に取り組んでいます。

また、空の玄関口としてだけではなく、熊本県内各地の祭りや物産展をはじめとする様々なイベント、その背景にある地域の歴史や文化の紹介、展示などを通じて地域の魅力を発信する場としても様々な取り組みを行っています。

ハード面では、平成22年10月にリニューアル工事(24年秋ごろ完成予定)に本格着工しました。国内線ターミナルビルの全面拡張や耐震補強工事、県産の木材を使用した温かみのある内装や太陽光パネルを取り入れた自然エネルギーの導入など、人と自然に優しい「安全・安心・快適」な空港づくりを進めています。

九州、その中でも熊本―大分―宮崎一帯は、いにしえからの歴史と、雄大な地球の息吹が融合する観光資源に恵まれたエリアです。これら3県へのアクセス上の利便性の高い阿蘇くまもと空港を拠点に、どうぞ九州の魅力を存分に味わう旅へご出かけください。

九州のゲートウェイ 望月秀伸さん(全日本空輸熊本支店前支店長)

全日空は1960年(昭和35年)、熊本市健軍にあった熊本空港に路線を開設して昨年50周年を迎えました。71年に現在の熊本空港が開港したことで名古屋路線、沖縄路線の開設および東京路線、大阪路線に大型機を投入し路線、便数を拡大してまいりました。

他の航空各社も路線の開設、航空機材の大型化を行うなど、本格的な航空輸送時代を迎えることとなりました。

今や阿蘇くまもと空港は年間乗降旅客数300万人規模の、全国でも有数な空港であるとともに九州のほぼ中心に位置するという立地から、ビジネス・観光のゲートウエイとして大事な役割を担っています。

周辺には世界的な観光地である阿蘇を有し、雄大な大自然と情緒あふれる数多くの温泉群、また清涼な水の湧き出る水源が何カ所も点在し、古都・竹田市、神話の里・高千穂へも阿蘇くまもと空港を利用して毎年多くのお客様が訪れています。

また九州新幹線の全線開通のほか、道路の整備が進められており、レンタカーやバスなどでも九州内の主な都市や観光地への移動も便利になってきております。

空港ターミナルビルの改修により、利便性と快適性が向上するとともに、周辺地域の活性化も検討され、九州のゲートウエイとしての役割はますます大きく期待されています。ぜひ、阿蘇くまもと空港から九州の旅をお楽しみください。

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