「もうひとつの新宿」の深みにハマる(2) 花街に漂う暮らし
17/09/13
荒木町界隈を探索
三栄町の信号で津の守坂通りにぶつかる。津の守坂通りと、1本先の外苑東通りに挟まれた荒木町界隈は今回の発見だった。
古くは花街で、今も飲食店が軒を連ねる通りが残る。荒木町に足を踏み入れると、そこは路地と急な坂道、階段と十字路の嵐。石畳の道もわずかに残っていて、ここでは道に迷うのが楽しい。
狭いすり鉢状の地形というのか、最も低い窪地に津の守弁財天と弁天池がある。昔は滝のように水が湧いたと説明書きにある。周辺を清掃していたのか、ホウキとチリトリを脇に置いて熱心に祈っていた人に尋ねると、今でも涸れることなく湧き出ているという。住民の息づかいが聞こえるようで、ディープな新宿を垣間見ることができる。
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