女将スイーツが人気 「カフェ」も毎月開催/蒲郡温泉郷
15/12/25
「こはぜの会」の地域活性化
蒲郡市・蒲郡温泉郷では、旅館女将による魅力創出が盛んだ。その目玉が「女将スイーツ」。各館の女将が蒲郡をイメージしたスイーツを考案。女性目線で蒲郡の魅力を発信している。
女将でつくる「こはぜの会」は2004年に結成。着物姿の女将のイメージと人との交流を大切にするという観点から、足袋を留める金具から名をつけた。近年活動を活発化させ、11年から自分たちも蒲郡の魅力を発信しようと、同会ブランド「こはぜの会 笑顔」の新商品の開発や体験企画などプロジェクトを展開している。
「女将スイーツ」はその第1弾として11年にスタート。「おもてなし&蒲郡」をテーマに女将が考案したスイーツを各旅館で提供している。
この活動を拡大して、毎月第2水曜日を、スペシャルデーに設定。「蒲郡女将スイーツカフェ」を定期開催している。開催旅館は持ち回りで、参画旅館すべてのスイーツ計8種類が一度に味わえる人気企画として定着している。
時間は13―15時。料金はドリンクが付いて1千円。予約制で定員は35人。前日の15時までに各館へ予約を。
同会ではこのほかにも12年に、三河地域の地酒を飲み比べできる「女将ほろよいセット」や、おつまみとお酒の「旬彩ほろよいセット」を開発するなど実績を積み上げている。