三河のパワースポット 竹島で授かる開運・縁結び/蒲郡
15/12/25
小島に漂う風情
三河湾に浮かぶ蒲郡市・竹島。長さ387メートルの竹島橋で陸地と結ばれている小島で、国の天然記念物にも指定されている。歴史と自然に彩られた独特の風情を漂わせ、古くから多くの人に親しまれている蒲郡のシンボルだ。
竹島はそのこじんまりとしたたたずまいのなかに、開運にまつわるスポットが密集。多くのパワーをもらいに、島全体をめぐりたい。
まずは、島の玄関口・竹島橋が「縁結びの橋」と呼ばれている。意中の人と橋の真ん中を開けないように渡ると恋が成就すると言われており、挑戦するカップルの姿が見られる。
島に到着して101段の石段を登ると神社群。島の中央部にある八百富神社は日本七弁財天のひとつで開運・安産・縁結びの神を祀る。近くにある馬の銅像のひづめに触るとご利益があるといういわれがあり、ひづめはいつも輝いている。
そのほか、宇賀神社は安産・食物、大黒神社は五穀豊穣、千歳神社は学問・長寿・ぼけ封じ、八大龍神社は家内安全・夫婦円満とご利益は様々。蒲郡を開拓した歌人・藤原俊成の銅像がたつ俊成苑も合わせて訪れ、竹島の歴史風情に浸ろう。
海に浮かぶ島ということで自然景観も四季折々。冬はシベリアから飛来するユリカモメなどの渡り鳥が眼前を飛ぶ姿が季節の風情を伝えてくれる。
竹島周辺をめぐるには蒲郡ボランティアガイドを利用したい。約1時間で地元ならではの話を織り込みながら案内してくれる。当日、竹島園地駐車場脇のガイド待機所に集合する。事前予約も可能。